JavaScript連載第5回

これでできる! クロスブラウザJavaScript入門も早くも第5回で、今回はJavaScriptの基礎知識#2:クロージャ編です。
結構時間をかけた甲斐があって、かなりわかりやすくなったんじゃないかと自画自賛してるんですがいかがでしょうか?
今回もあんまりクロスブラウザしてませんが、次回からはいよいよDOMに触れていくので、当面はIEの独壇場になりそうです。

ところで記事の最後のサンプルには、以下の強制IE7モードのタグが入っています。

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=7">

以下のサンプルをIE8で確認していただければ違いは歴然です。
IE7モード
IE8モード
まあ、極端なサンプルなので、これだけでアレコレいうのは野暮ってものですが、「IE8はIE6,7より断然良い」、と手放しに褒められないというのは困ったものです。

IEといえば、IE6、企業でまだまだ現役 | スラッシュドット・ジャパンと言われているように、IE6が使われているのは主に企業内であり、つまりは企業のシステム管理者が社内PCのIEがアップグレードされないように対策しているわけです。
何も特別なことをしなければインターネットにつながっているWindowsマシンは勝手にWindows Updateされるわけで、IE6は自然に消えて行く(XP以前は置いておいて)はずです。それを阻止しているのが同業者というのはなんとも残念な話です。
その点で、YouTubeがIE6のサポートをやめたのも道理で、ターゲットを明確にした上でIE6のユーザー層がサイトに合わないからIE6を積極的にサポートしないといった事例は増えていきそうです。
たた、IE6でアクセスするとデカデカとIEのアップグレードを促すメッセージを表示するような方法はナンセンスですね。前述のとおり、自分の意志でIE6を使っているわけではないかもしれないので。